ドラマ『眠れる森』。
大庭実那子の婚約者である輝一郎の母は、22年前に失踪。
物語の中では、失踪した母が輝一郎の前に度々現れます。
輝一郎の前に現れる母は、生きてるのでしょうか?
それとも輝一郎の幻覚なのでしょうか…?
というわけで今回は、
- 輝一郎の母は幻覚…!
- 母の失踪理由は謎のまま…?
- 輝一郎の母の異常な愛情がヤバイ!
についてお伝えします。
眠れる森|輝一郎の母は生きてる?それとも幻覚…?
昨日視聴きた眠れる森の仲村トオルの凍てつく眼差しがサイコーすぎた。 pic.twitter.com/H2YQWfNOvH
— ❄︎岡田❄︎🐈⬛💜 (@okada_57) March 15, 2017
ドラマ『眠れる森』の輝一郎の母・濱崎麻紀子(原田美枝子)の正体は、
輝一郎の母麻紀子は22年前に失踪。
そのまま姿を現すことはなく…
7年の月日が流れ失踪宣告が認められました。
法律上では輝一郎の母・麻紀子は死んでいることになります。
ですが…
ドラマの中では、母親の正体の真実について明かされていません。
ドラマ内で、輝一郎の母親が姿を現す描写をまとめました。
描写①第4話
実那子は戸籍謄本で調べた自分の本当の出身地の福島の新聞を閲覧。
1983年のクリスマスイブ…
「交通事故で12歳の次女を残して…」との記事はどこにもなかった。
その代わりに見つけたのは、
クリスマスイブに市会議員一家の12歳の次女以外惨殺された事件の記事。
犯人は第一通報者で、
大学生の姉の恋人の国府で2日後には逮捕されたことを知ることになる。
この日、輝一郎が実那子と会った後…
車を走らせていた輝一郎の前に白いドレスの女を見かます。
愕然として車を止め輝一郎が外に出た時には、女の姿は消えてました。
その瞬間輝一郎は、「母さん・・・」と惚けたように立ちつくすのです。
描写②第6話
輝一郎が会社に残って残業していた夜…
ガラスに映った自分の後ろの白い影に気づく。
振り返り廊下に出ると、白い影が逃げていく。
輝一郎は白い影を追いかけ、屋上に出る。
屋上にいたのは、白いドレス姿の輝一郎の母・麻紀子だった。
「生きていたんだね、生きていると思った。今頃、何の用なんだ!」
と叫ぶ輝一郎。
麻紀子は
「15年間ずっとあなたを見ていたわ」
と言う。
輝一郎は、再び逃げていく母親を追いかけますが…
転んでしまい追いかけることができませんでした。
輝一郎は、母の「15年間ずっとあなたを見ていたわ」との言葉に
思いつめたような表情を見せるのです。
描写③第9話
輝一郎は父・正輝(岡田眞澄)に
「もし母が生きていたら許すか」と聞く。
その時、輝一郎は窓の外に人影を見かけた。
外に出た輝一郎の前に、母が現れた。
「おかえり」と声をかける輝一郎。
「親父も待ってるよ…、ねえ母さん、あの夜何処にいたんだ?」と続ける。
「15年前のクリスマスイブね…」と言い、母は微笑んだ。
その時、「何してるの?」という実那子の声で輝一郎は振り返ります。
再び前を向いた時には…
母の姿は消えていました。
描写④第12話
本当の犯人が輝一郎であることが判明。
輝一郎は国府に刺さされてしまう。
担架で運ばれる輝一郎の前に母の麻紀子が現れた。
輝一郎は母に
「来てくれたんだね。俺がやったこと、全部見てるんだろ?」と聞く。
すると母は「生きるのよ。生きて、生きて、生き続けるのよ。」と言い、
輝一郎に手を伸ばす。
母はそのまま消えてしまう。
母が現れる度、
このことから、やはり輝一郎の母は
失踪後どこかのタイミングで亡くなっており、
これまで輝一郎に見えていた母は輝一郎の幻覚だった
のではないでしょうか。
輝一郎が事件に深く触れる時に現れる
輝一郎の母は、
輝一郎は自分の犯行と母の存在を
無意識のうちにつなぎ合わせているところがあったのかもしれませんね。
このことが、
事件のことに触れる度に母が幻覚となって姿を現す要因の一つとなったのではないでしょうか。
眠れる森|輝一郎の母の失踪理由は?
ドラマ『眠れる森』の輝一郎の母の失踪について、はっきりとした理由は謎のままです。
真実は不明ですが、
輝一郎の父は有名な画家。
母は輝一郎を父以上の画家に育てることを目標としていました。
しかし、輝一郎には画家の才能がないことに気づきます。
そして、クリスマスイブに母は失踪したのだと輝一郎は語ります。
息子・輝一郎自身が
「自分に画家としての才能がなかったから、母が失踪した。」と思っているなんて…
とてつもなく残酷な話ですね。
自分のせいで母が失踪した。
そんなことを思いながら生きていく子どもは心に大きな傷を抱えているに違いありませんよね。
母が失踪した出来事も、
輝一郎が人を殺してしまうほどの異常な精神を植え付けた一つの要因かもしれません。
眠れる森|輝一郎の母の異常な愛とは?
物語の中での、輝一郎の母親についてまとめました。
- 輝一郎の母は家庭的な母親ではなかった
- 父は画家として活躍しており家を空ける事が多かった為、寂しさを抱えていた
- 寂しさが輝一郎への過度な愛情と酒に溺れる生活に変わった
- 唯一の楽しみは輝一郎を父以上の画家に育てること(輝一郎に自分の裸を描かせる)
輝一郎の母は寂しさや孤独感を抱えていた人のようですね。
お前の心を惑わす人間は母さんが許さない
母は輝一郎に対して異常なまでの愛情を向けています。
母は輝一郎に、
という描写があります。
その言葉に裏に隠された真意については明かされていません。
しかし、
息子に対し「お前の心を惑わす人間は、お母さんが許さない」という表現は…
かなり過激な言葉に感じますよね。
この言葉からも、母は輝一郎に対し異常な愛情を与えていたことが伺えます。
過剰な期待と重圧
母親は、輝一郎を父よりも立派な画家に育てようと
輝一郎に対し過剰な期待と重圧を与えていたことが想像できます。
そんな母の異常な愛情に、子どもながらに一生懸命に応えようとしてきた輝一郎。
しかし、輝一郎が自分の思い通りにならない事を悟り…
失踪したのかもしれません。
その結果、
輝一郎自身にも殺人を起こすまでに異常な精神が育ってしまったのかもしれませんね。
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